もうひとつはより多くの人の目に触れるサイトや掲示板に個人情報を晒したり、誹謗中傷をする行為

ネット上での誹謗中傷には二つの種類があると思います。ひとつは当人のブログやサイトに誹謗中傷を書き込む荒らし行為。もうひとつはより多くの人の目に触れるサイトや掲示板に個人情報を晒したり、誹謗中傷をする行為です。わたしは以前後者の被害を受けたことがあります。

検索エンジンでもそこそこ上位に検索されるとある掲示板にわたしの実名と住んでいる地域の情報が公開されてしまったんです。おそらくネット上で以前交流があった人が行ったものなのでしょう。そうでなければ知りようのない情報が書かれていたからです。問題なのはさらに事実無根の誹謗中傷が書き連ねられていたこと。知らない人が見るとまるでわたしがその誹謗中傷どおりの人間だと思われてしまうでしょう。しかもその内容はとても体験談として挙げられるようなものではありませんでした。

いったいあの掲示板をどれだけの人が目にしたのでしょう。検索エンジンで上位に検索されるということはかなりの利用者がいるということでしょう。何百人、下手をすれば何千人もの人がわたしの実名と住んでいるところを知った可能性もあるわけです。幸いそれによって実被害を受けることはありませんでしたが、今でももしかしたらわたしを見て「あの掲示板で晒されていた人だ」と思われているのかもしれない、などと考えることがあります。そのたびにゾッとされられます。ああいった掲示板はこうした誹謗中傷対策をもっとしっかり行うべきなのでしょう。